私は2匹の愛犬と一緒に生活しているんですが
今日は2匹とも高齢とあって 念のため病院に連れて行き
帰りにブラックだけいつもの散歩道に連れて行ったんですよ
日ごろは母が放し飼いで散歩している事もあり
私も大丈夫だろう!と挑戦のつもりでしてみたんですね
一匹でお散歩なんて事は怖がりなブラックにとっては
もうガクガク震えていて ダッコしていても
私の手をギューって掴んでるんですよ
可愛いんですが不安なようで 安心させるつもりで
頭撫でながら軽く話しかけて いつもの散歩道に連れて行きました。
そしてブラックを下ろして さあ!歩こう!と思い
顔を見てみると めっちゃ不安がってる・・・
私が少し前に出て おいでーってやっても来ない
固まってる・・・ おかしいなーと思った瞬間事件は起こった。
不安な表情で 辺りをキョロキョロ見回す
私の顔を見る
私がゆっくりと近づく
ブラック後ずさり・・・
念のため早足で近づく
マンションに向かってダッシュ
やばい!!と思って走って近づけば近づくほど
超ダッシュ
そしてその先の車がビュンビュン通る道路に飛び出し
私は顔が青ざめた ほんと背筋が寒くなった
・・・・・・・・
車は寸前で急ブレーキをかけてくれたのですが
今度は目の前のタクシーに向かって 突っ込む。
喉が潰れるぐらい大声で名前を
叫んだが、それもシカトでむなしく走っていき
またタクシーの急停車でお陰で轢かれずに済んだのですが
今度は足が速すぎて どこにいったかわからず
必死になって 周りの人に尋ねるが
知らない、見てないと言われ
ほんと どうしようかと思った瞬間
アパートの3階に住んでるおばさんから
駐車場の赤い車のとこにいるわよ!と教えてもらい
近寄ると ブラックはうちの車の周りで
気楽に母親を探してグルグル回っている・・・
それをこっそり近づき、やっと捕まえられた。
抱き上げた瞬間、心の底から安心した
それと同時に愛犬を失いかけたため
恐怖で膝が震えた。
若輩者な私ですが、今まで生きてきて
馬鹿げたことをして生死の境を彷徨ったりもした
恐怖を覚えるような事もありましたが
それとは別の大切な家族を失うという
また違った恐怖で 本当に怖かった。
自分のミスや過信で 大切な者を亡くすという
最悪のケースを、回避できてよかった
居場所を教えてくれたアパートのおばちゃん
急ブレーキをかけてくれたタクシーのおっちゃん
同じくブレーキをかけてくれてニヒルな微笑で
フ・・追いかけろよ(´ー`)の顔をしてたおじ様
焦っていた為 お礼も言えませんでしたが
本当に感謝しています。
日頃から思っている事ですが
今回の事で再確認できました
・・・・・・・
ペットであろうと私にとっては最愛の家族であるという事を